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9/21 AMCなかま16にて鑑賞。
田舎のユルーい大学生がいきなり手に入れたタイムマシンで昨日に戻り、壊れてしまったクーラーのリモコンを奪取しようと企てるところから話が始まるのだがねえ。
時間を行ったり来たりして、過去やら未来をこねくり回すジャンルのものとしては非常にガッチリつくられていると思う。そもそも劇中で大学助教授が「過去やら未来やらをいじると矛盾が生じる。だからタイムマシンなんて存在しない」なんて言っちゃうぐらいで、そこからテーマは“過去を変えるな!”となり、映画のお楽しみは前半で意味ありげに張っておいた伏線を回収する展開へとなる。
『猟奇的な彼女』以来、タイムマシン肯定派な僕は「ほう、なるほど」なんて言いながら楽しめた…ら良かったんだが。
映画の大半で出ずっぱりの大学生たちがまたこれオッサンにはムカついてしかたがないグズグズさで。お前等安価なお笑いタレント気取りかよ!と言わずにはいられないボケと突っ込みの応酬は実際によく見る光景で、それをまた劇中でタレントを使ってやっちゃってるから余計に腹が立つ。
ビデオカメラ大好きな踊る大監督は今回、大作ほどの予算が貰えず、それでもビデオにこだわり、その結果やっぱりきたないと言う以外表現しようのない映像を披露。もうね本当にビデオカメラが好きなら劇場公開じゃなくてDVDスルーにしてくんない?あと最初から最後までダルい雰囲気って観てる方もダルくてたまらなくなるから、もう少しメリハリを利かせて欲しいのよ。
一応ヒロインの上野樹里っぺが時々広末涼子に見えて仕方が無かったのだが、意図的なものか俺の潜在意識が広末Loveなのか?
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