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11/6 ユナイテッド・シネマなかま16にて観賞。
人気俳優ビートたけしに憧れる、役者志望のコンビニ店員北野(たけしの二役)は、今日も端役を勝ち取るためにオーディションを受けに行く。彼は顔も声もたけしソックリなのだ。おおまかなあらすじは以上。
実際、ストーリーはあってないようなもの。たけしの頭の中を勝手気ままに映像化したような、普段から懇意にしている友人知人をありったけ出演させたような、そんな作品。
こんなの、俺みたいな『ビートたけしのオールナイトニッポン』最終回までの2年ちょっと分の放送を毎週カセットテープに録音して、いまだに保存しているような、TOKYO FMの『たけしのビートニクラジオ』を、一人暮らしをやめて福岡に帰るまで毎週MDに録音して、いまだに保存しているような、そんな中途半端に変質的な“お笑い芸人時代のたけし”ファンじゃないと楽しめないんじゃなかろうか。中古のポルシェネタで笑える人がどれほどいるのか?寺島進と京野ことみがアパートの廊下で自然と始める漫才に「よしなさい!」と突っ込みたくなるおっさんは俺以外にいなかったのか?普通いないんですよね。
少し真面目に語ると、劇中、2丁拳銃で人を撃ちまくるたけしをスローモーションで映し続けるシーンが何度も何度もある。ヤクザ役を演じるビートたけしに憧れる北野が頭の中で妄想するのは、いつも拳銃乱射で皆殺し。つまり、たけしが監督北野武として描きたいのはいつでも「オイラはやっぱ自分が他者を傷つける姿を見たいし見て欲しいんだよね」ってことなんじゃないかと。そう感じたりした。
それから、絶対に書いておかねばならんことがひとつ。京野ことみがなんの前振りもなく全開状態のおっぱいを晒したことに、とてつもない衝撃を受けた。しかもアンアンハンハン喘いどる。お前、俺そんなのひとことも聞いとらんかったぞ、と。京野えらい!
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でも、そのおにーさんは今入院中で配給的に終りそう。ああ。DVD待ちかな。
正月明けくらいに健全でスッキリ、でも拳銃で殺しまくりなバカ映画があったらこっそりメール下さい(正月にそんなもんありえない気もするが)。